星に願いを~十天子(じゅうてんこ)『超古代 上古の天皇皇后』
こんにちは
今日は『古事記』の天皇の系譜と、『神代の万国史』(竹内文書)の天皇(すめらみこと)の系譜との違いについてお伝えします。
本日も高坂和導氏の[〖超図解〗竹内文書Ⅱ]を参考に、また引用させていただきます。
一般に日本の正史として認められている最も古い書は『古事記』です。
けれど『古事記』には「超古代文明」と「統治者としての天皇(すめらみこと)」については記されていません。
『古事記』での初代の天皇は「神武天皇」となっていて、その上は神々として記されています。
『古事記』での一番上の神は
続いて
『宇麻志阿斯可備比古遅神』 ※上古では第十二代『宇麻志阿志訶備比古遅天皇』
以上、五柱が『別天神』(ことあまつかみ)と云われる神々です。
「高天原に三柱の神(造化の三神)が生まれた。」‥‥「天之御中主神、高御産巣日神、神御産巣日神」‥‥「続いて宇麻志阿斯訶備比古遅神、天之常立神が生まれた」‥‥この五柱の神は『ひとりがみ』(独身のまま子を生まず身を隠す)であると。
けれど竹内文書によれば、この五柱の神々はすべて上古の天皇(すめらみこと)で、それぞれに妻である皇后(きさきのみや)がいらっしゃいます。
また続く十ニ柱の神々を『古事記』では『神代七代』(かみのよななよ)と云っています。
『国之常立神、豊雲野神』‥‥独身、性別なし
※上古第十四代 『国之常立天皇』十五代 『豊雲野根天皇』それぞれ皇后あり。
『宇比地邇神、妻の須比智邇神』
※上古第十六代の『宇比地煮天皇』『須比智邇美皇后』
角ぐひ神、妻の活ぐひ神(「ぐひ」が変換できません。)
※上古第十七代の天皇皇后、それぞれ神でなく天皇皇后とあります。
『意富斗能地神、妻の大斗乃弁神』
※上古第十八代の『大斗能地王天皇』『大斗能美皇后』
『於母陀流神、妻の阿夜訶志古泥神』
※上古第十九代『面足日子天皇』上古第二十代『訶志古美皇后』
※2、上古第十九代の皇后は『於母陀球日売皇后』
以上、『神代の万国史』(竹内文書)によると神代七代の神々もすべて上古の天皇です。
しかもたくさんの天皇皇后が『古事記』では、抜け落ちています。
抜け落ちている方々‥‥‥‥
・上古第一代~三代、五代~九代の天皇皇后。
・上古第四代、十一~十五代、十九代の皇后
・二十代の天皇
以上のことから『古事記』は竹内文書を元に、後代に書かれた書であった事がわかります。
次のような話があるそうです。
超古代の神代の時代において、日本がすべての発祥の地であったこと、日本の天皇(すめらみこと)が世界を統治していたことが記されている『神代の万国史』(天皇の系譜)は、後代に世界各地で力をつけ権力を握ろうとしていた、また握っていた権力者、支配者たちにとり、自分たちに都合のよい歴史に書き替えるためには、邪魔な存在だったそうです。
そのために常に抹消しようと国内外から狙われ続けてきたそうです。
それらの勢力からご神宝を守るために、神倭二十二代 雄略天皇(456ー479)の御代に「ご神宝を秘蔵するように」と、当時の大臣『平群真鳥(へぐりのまとり)』に命じたとのことです。
そこで平群真鳥は後代の人が見ても分かるように、神代文字から漢字カナ混じりに、たった1人で長期間かかって書き改めたそうです。
しかし、それを聞きつけた有力豪族たちが歴史の下げ渡しを天皇に要求し、その執拗な要求をとうとう拒みきれなくなった天皇は『皇祖皇太神宮の系譜(神代の万国史の系譜)の巻より、天之御中主天皇より上の代(上古第一代から三代)と神代(天神七代)を省き、神武天皇までの系譜』を渡すことを約束したそうです。
それが俗にいう『原古事記』とのことです。
それで『天之御中主神』が一番上の神様になってるのですね。
本日はここまでにいたします。
お読み下さってありがとうございました。