星に願いを~十天子(じゅうてんこ)

こんにちわ

昨日に続きまして上古の天皇(すめらみこと)様についてお伝えさせて頂きます。

今日は、なぜ「てんのう」と呼ばず「すめらみこと」と呼ぶかについてです。

それは日本に古来より伝わる言霊信仰が鍵となってわかるそうです。

言霊信仰とは言葉の一音ー音が、それぞれ霊的な意味を持っているということです。



『すめらみこと』は大きく『すめら』と『みこと』に分けられます。

まず『すめら』の『す』は、大根やごぼうのす(芯にできる穴)や、川の中州(なかす)といった“中心”の意味を持ちます。

また素直のす、垂直のすなど、天と結ぶ垂直の線や統べる(まとめる)力をも意味しています。

次の『め』は、台風の目、要(かなめ)のめのように物事の中心点を表すとともに、食物の芽のように、成長に向かうエネルギーを表わします。

そして『ら』は照らすのら、爛々と輝くのらといったように、光・輝きを意味することから、“太陽”を指すとされています。

古代エジプトで太陽神を“ラー”と呼んだのも、この日本語からきているのです。


『すめら』全体としては「太陽にまっすぐつながるものを統べる(まとめる)」という意味があります。

次に『みこと』の『み』は、数字の三、または身体の身(み)、果実や木の実の実(み)といった、そのものの中心となる大事な部分を表します。

次の『こ』は数字の九……陰陽での陽の数字、奇数で一番大きな数で陽の極まりを表します。

また強固のこ……は、丈夫でしっかり固まっている状態を表します。

そして『と』は人のとで、人柄、性質といった意味があります。

総じて『みこと』は「大切な三つのことがしっかり固まった人のこと」を差し、さらにこの三つの事とは、“思うこと”“言うこと”“行うこと”を差すそうです。


以上の言霊的解釈から、古代の『すめらみこと』とは、『太陽神につながる人々をまとめることのできる人格者を表す称号』なのだそうです。


超古代の地球では日本のすめらみことのもと、宇宙の法則に則った、支配ではない、搾取ではない、秩序ある統治か現在の人間の想像を遥かに超える長い間、行われきした。


すめらみことは天の意志を地上に繁栄させる、神と人々をつなぐ存在で、五色人(現在の人類)の尊敬を集めていたそうです。


今日は、ここまでにいたします。お読み下さってありがとうございました。